正常な生命活動維持のために体内に取り入れる栄養素には、糖質、タンパク質、脂質、ミネラル、そしてビタミンがあります。ビタミンの「ビタ」(VITA)は、「生命」(vital)に必要な物質という意味をこめて名づけられました。
ビタミン自体はエネルギー源や体をつくる成分ではありませんが、人が生きていくのに必要不可欠な物質で、他の栄養素がうまく働くために機械の潤滑油のような役割をしています。ビタミンは不足すると病気になることもあります。ほとんどのビタミンは体の中でつくることが出来ないので、食べ物などから摂取することが必要です。